競売回避。親族に買ってもらったケース
住宅ローンの滞納が始まったころ、ご家族で相談に来られた方がいらっしゃいました。
ご主人と奥様は15年経営していた工場をたたんで、お互いパート収入でなんとか生活していましたが、収支が安定せずローンの支払いが苦しくなってしまったとのことでした。
売却はしたくないが、今の生活では維持できないとのことでした。
一緒にご相談に来られていた息子さんも何とかして実家を守りたいという思いをお持ちでしたので、息子さんで買い戻せないかというプランをたて、債権者と話し合いを進めていきました。通常、一緒に生活をしている息子さんがいた場合、月々の支払いを息子さんにも援助してもらい滞らないようにしてくれというのが一般的です。
しかし、息子さんはまだ勤めだしたばかりで、ローンが引き継げる安定性がありません。
このような場合、当方とお付き合いのある投資家の方に投資物件として購入を検討して頂き、債権者が納得する金額して頂きました。そしてご家族は以前と同じようにこの物件に住み続けながら、息子さんのローンがつくであろう２年後までは賃貸物件として相場の家賃を支払い、２年後に約定で交わした価格で息子さんがローンを組むことで買い戻しをすることが出来ました。
買戻しの場合、退去する必要がないので余計な退去費用がかかりません。
生活環境が変わらずにそのまま生活を続けることが出来るメリットもあります。当方にご相談頂く方の約６割が住み続けたいと仰られます。まずはご相談下さい。
競売回避と買戻しのお話 大阪の任意売却専門 Y's Estateへご相談
